「MTFとして、恋愛も性の繋がりも“自分らしく”楽しみたい──でも、どこで出会えばいいの?」
そんなふうに感じたことはありませんか?
トランスジェンダー女性が安心して出会える場は、まだまだ限られているのが現実。アプリで検索しても“冷やかし”や“理解のない人”にばかり当たって、疲れてしまった…そんな声もよく聞きます。
この記事では、MTFトランスジェンダーが本当に出会えるおすすめのアプリ・サイト・掲示板を厳選紹介。
恋人探しも、割り切った関係も、自分に合ったスタイルで出会いたいあなたにぴったりの方法をまとめました。
- MTFトランスジェンダーに一番おすすめの方法はマッチングアプリ!
- MTF専用のマッチングアプリは無いため、効率よく出会うためにはアプリの併用が大切
- オフラインでの出会いを希望する人にはMTFバーやイベントの参加がおすすめ
MTFトランスジェンダーにおすすめの出会い系アプリ | |||
---|---|---|---|
アプリ名 | ![]() PCMAX | ![]() ハッピーメール | ![]() ワクワクメール |
ユーザー数 | 2,000万人以上 | 3,500万人以上 | 1,100万人以上 |
料金 | 基本無料(一部課金有り) | 基本無料(一部有料プラン有り) | 基本無料(一部課金有り) |
無料ポイント | 最大700円分 | 最大1200円分 | 最大1200円分 |
詳細 | アプリの詳細を見る | アプリの詳細を見る | アプリの詳細を見る |
MTFトランスジェンダーにおすすめの出会い方は5つ
MTFトランスジェンダーの人が出会いを求める際には、安全性・匿名性・効率の3点が優れているかどうかが重要。
これらを踏まえて、MTFトランスジェンダーにおすすめの出会い方を5つまとめました。
出会い方 | おすすめの人 |
---|---|
マッチングアプリや出会い系アプリ | ・安全に相手とやり取りしたい人 ・身バレを防ぎたい人 ・効率よく出会いたい人 |
X(旧Twitter)などのSNS | ・セクシュアリティを発信できる人 ・共通の価値観でつながりたい人 ・軽いノリが好きな人 |
FTMバー | ・実際に会ってフィーリングを確かめたい人 ・リアルな空気感を大事にしたい人 |
LGBT交流会やサークル | ・友達から自然に発展したい人 ・落ち着いた関係を求めている人 |
LGBT関連のイベント | ・同じコミュニティの人と繋がりたい人 ・雰囲気重視で“自分らしく”出会いたい人 |
総合的に見てもっともおすすめなのは『マッチングアプリや出会い系アプリ』です。
身バレのリスクを抑えつつ、自分のセクシュアリティや希望の関係性(恋愛、セフレ、友達など)をプロフィールでしっかり表現できるため、ミスマッチを防ぎながら出会える確率が高いです。
一方で、レインボーパレードやトランスデー関連のオフラインイベントなどは、自分らしくいられる空間で自然な出会いが生まれやすい場所。興味や価値観が近い人と繋がれるため、恋人や長く続く関係を求めている人に向いています。
マッチングアプリや出会い系アプリ
最近のマッチングアプリは、MTF・FTM・ノンバイナリーなどの選択肢があり、自分の性別や相手の希望性別を明確に設定できるようになっています。
身バレが不安な方でも、顔出しなし・ニックネーム制のアプリなら気軽にスタート可能。初対面のハードルが低く、自分のタイミングでセクシュアリティを伝えることができるのが嬉しいポイントですね。
「セクシュアリティを開示して使う前提のアプリ」なら、相手の理解度も高く偏見を受けにくいため、安心して会話を進められるでしょう。
- 出会いの場に行く時間が取れない人
- 地元以外の人とも出会いたい人
- メッセージから少しずつ関係を築きたい人
セクシュアリティを伝えるタイミングが早すぎる or 遅すぎると失敗しやすい点には注意です。最初は雰囲気重視でやり取りし、ある程度打ち解けたら丁寧にカミングアウトするのがベター。
MTFトランスジェンダーでも、アプリ次第で自然に・安全に出会うことは可能です。
特にLGBTQ+フレンドリーなアプリを使えば、自分らしさを受け入れてくれる相手と繋がる確率はぐっと上がります。

マッチングアプリは人が多いぶん、軽いノリでも繋がれます。出会える可能性を広げるには、なにより人の数が多い場所を選ぶこと!
PCMAX:検索×条件絞り込みで、理解ある相手とピンポイントで出会える!


- 「MTF歓迎」の募集も多く、自分を偽らずに出会えるチャンスが豊富
- 会員層が幅広く、理解のある大人との落ち着いた関係を築きやすい
- 20年以上の運営実績で安心感◎ 初心者でも始めやすい
PCMAXは、MTFトランスジェンダーでも自然体で出会える老舗の出会い系アプリです。全国に多くのユーザーが登録しており、「MTF歓迎」「セクマイOK」などの投稿も多く見受けられます。
特に掲示板機能や詳細な検索条件が優れており、自分を理解してくれる相手をピンポイントで探しやすいのが大きな魅力。気になるキーワードで絞り込みができるため、ライトな関係から恋人候補まで、自分のペースで出会いを選べます。
運営歴は20年以上と長く、プライバシー設定やブロック機能なども整っているため、初めての方や身バレが不安なMTFの方でも安心して使える環境が整っています。
料金 | 基本無料(一部課金有り) |
ユーザー数 | 2000万人 |
無料ポイント | 初回70pt |
PCMAXで出会った人の口コミ・評判



最初は不安だったけど、PCMAXの掲示板で「MTF歓迎」とはっきり書いてくれてる投稿を見つけて、思いきってメッセージを送りました。
会った彼はセクマイへの理解もあって、自然体でいられる関係が築けそう。



正直、軽い感じの関係で使ってみたんですが、意外とちゃんと話せる人が多くてびっくり。MTFでも、ちゃんと選べば誠実な人に出会えますよ!



都心じゃないし、トランス女性としての出会いは諦めてたけど、PCMAXは登録者が本当に多くて、地元でもちゃんと会える人がいたのが驚き。
PCMAXで出会うまでの流れ
Tinder:LGBTQフレンドリーな人とも自然にマッチしやすい


- 基本無料で気軽に使えるから、初めての出会い探しにも◎
- 世界中にユーザーがいて、LGBTQ+への理解がある人と繋がりやすい
- 地方でも利用者が多く、MTFが出会えるチャンスも十分あり!
Tinderは、気軽に始められるマッチングアプリの中でも、MTFトランスジェンダーにとって出会いやすいアプリのひとつです。
世界中で1億以上のダウンロード実績があり、都市部はもちろん地方でもユーザー数が多いため、地域に関係なく出会いの可能性が広がっています。
アプリ内では「自分の性別」や「興味のある性別」を細かく設定でき、MTFとして女性のままで出会いを探すことが可能。LGBTQ+への理解がある利用者も多く、安心して繋がれる雰囲気があります。
カジュアルなやり取りから始められるので、「いきなり恋人探しはハードルが高い…」という方にもぴったり。
まずは気軽な会話やお茶から関係を築きたいMTFの方に、Tinderは非常に相性の良いアプリです。
料金 | 基本無料(一部有料プラン有り) |
ユーザー数 | 1億人以上 |
無料ポイント | ー |
Tinderで出会った人の口コミ・評判



こっちが“MTF”って伝える前から、「気にしないよ。まずは話そう」って言ってくれて、すごく救われた気持ちに。
恋人って感じではなかったけど、性別を気にしないで自然に話せる相手と繋がれたのが何より嬉しかったです。



「どうせ地方じゃ無理だろうな」って思ってたけど、Tinderは意外と地元に近い人も多くてびっくり。
同性設定もOKだし、“女性として出会いたい”って気持ちを素直にプロフィールに書いたら、ちゃんとそれを受け止めてくれる人がいた。
数打ちゃ当たるじゃないけど、出会いの母数が多いのはやっぱり強い。



Tinderってチャラい印象あったけど、逆にそのカジュアルさが気楽でよかった。
“重くならずに出会える”から、自分がMTFであることも自然に伝えやすかったし、最初はカフェだけの関係だったのに、今では月イチで会う仲に。
Tinderで出会うまでの流れ
ハッピーメール:地方ユーザーも多く会いたいタイミングで探せる


- 累計3,500万人超の会員数で、理解ある相手に出会えるチャンスが豊富
- 掲示板や日記機能で「自分らしさ」をアピールしやすく、相性重視の出会いができる
- 24時間のパトロール&通報対応で、安心して使える運営体制が魅力
ハッピーメールは、MTFトランスジェンダーでも自分らしく出会いを探せる国内最大級のマッチングサービスです。
累計会員数3,500万人以上と利用者が非常に多く、都市部だけでなく地方でも出会いのチャンスがあります。
特に掲示板や日記機能、詳細な検索条件などが充実しており、「自分の性をきちんと伝えたうえで、共感してくれる相手」を探しやすい設計になっているのがGood。
また、「ノンケが多い」と言われる中でも、「その他の目的」カテゴリを活用することで、セクマイに理解のある相手とも十分にマッチ可能。
24時間365日の監視体制と不正ユーザーへの即対応もあり、身バレや冷やかしの心配が少なく、MTF初心者でも安心してスタートできるのが大きな魅力です。
料金 | 基本無料(一部有料プラン有り) |
ユーザー数 | 3500万人以上 |
無料ポイント | 登録時120pt |
ハッピーメールで出会った人の口コミ・評判



掲示板に「MTFさん歓迎」って書いてる人を見つけて勇気を出してメッセージ。
思ったよりも優しく受け入れてくれて、今では定期的に会ってごはん行く関係に。
日記機能もあるから、私の考えや価値観を知ってもらいやすかったのも良かったかも。



熊本だし、トランスの私なんて無理かもって思ってたけど、検索で「セクマイOK」な人を絞ったら意外と候補が多くてびっくり。



普通の恋愛目的っていうより、“話が合う人がいたら仲良くなりたい”って感じで始めました。
「その他の目的」で投稿してた人に声をかけたら、すごく優しくて、今では週1で通話してる仲。
ハッピーメールで出会うまでの流れ
X(旧Twitter)などのSNS
MTFトランスジェンダーの方が出会いを求める場として、X(旧Twitter)などのSNSを活用するケースは実際に増えています。なので「出会えるかどうか」だけで言えば、出会えます。
「#mtfさんと繋がりたい」「#セクマイ募集」といったタグで検索すれば、それっぽい投稿はいくらでも見つかりますね。
私はMTFで、ちゅ。
— パプMTF (@papulaboratory2) June 17, 2022
まじめに。
今日、産婦人科で女性ホルモン10mg?l 打ってもらいました。
毎週です。お金のある時は、20mg
同じ産婦人科で、もうひとり、MTFの方がいる。
まだ、見た事がないか、元から女性と同じで、見過ごしているのか?
滋賀県です。
それと、MTFの方とつながりたい。
でもその中には、本当に自分を理解してくれる人もいれば、ただの興味本位や性的好奇心で声をかけてくる人も多いんです。
DMが来たと思って期待したら、「え、女装好きなんだけど会える?」みたいな軽いノリ。
プロフィールに「MTFです」と書いても、まともに見てもらえないことだってあります。それが、SNSのリアルです。
- コツコツ継続できる人
- 人と距離を縮めるのが得意な人
- “自分らしさ”を大切にしたい人
SNSでの出会いは、「見つけてもらう」より「見つけてもらう準備を自分でする」タイプの場所。
だからこそ、自分らしく自然体でいられる出会いが叶うこともありますが、合わない人にとってはしんどくなりがちです。
冷やかしに遭遇しがちなSNSでも、ちゃんと自分を知ってくれて、少しずつ関係を深めてくれる人も確かにいます。
そういう人とは、すぐに会うんじゃなくて、日常のポストやリプでちょっとずつ距離を縮めて、「この人なら安心して会えるかも」と思えるようになるまでやりとりを続けましょう。
でも自分の言葉や想いに共鳴してくれる誰かと出会えたときの嬉しさは、マッチングアプリでは得られないものがあります。



SNSでの出会いは“発信力”と“忍耐力”どっちも必要ということ!
MTFバー
MTFバーとは、MTF(Male to Female)のトランスジェンダー女性の方がスタッフとして働いていたり、常連として通っていたりするバーのことを指します。
主にLGBTQ+に理解のあるエリア、たとえば東京だと新宿二丁目や大阪の堂山町などに多く存在しています。


MTFバーは、同じような立場の方々と自然体で過ごすことができる、安心感のある空間です。お酒を楽しみながら会話をしたり、情報交換をしたりと、リラックスした雰囲気の中で人とつながることができます。
ほとんどの人は恋愛目的というよりも、まずは「安心して話せる居場所」として利用しています。その中で自然と関係が深まり、出会いやご縁につながるケースが多いですね。
- トランスジェンダー当事者として、共感できる人と話したい方
- 自分のことを隠さずに、安心して過ごせる場所を探している方
- 恋愛よりもまずは信頼関係を大切にしたい方
MTFバーはたしかに居心地のよい空間として人気ですが、向いている人と、そうでない人がはっきり分かれる場所でもあります。
ガツガツとした出会い目的ではなく、他のMTFの方やLGBTQ+フレンドリーな人たちとの交流したい方にはぴったりです。
一方で、MTFバーは“居場所”としての要素が強く、軽いノリでのナンパや即会い目的の行動は敬遠されがちです。そのため、トランス当事者のリアルな苦労や思いに無関心な態度は、場の雰囲気を壊してしまう可能性があるでしょう。



アットホームな空間とはいえ、ある程度の社交性は必要とされます。まずはSNSやコミュニティイベントから慣れるのも一つの方法です。
MTFにおすすめのバー:ジェンダーレス コンカフェ KITSUNE


「ジェンダーレス コンカフェ KITSUNE(きつね)」は、ジェンダーレス男子・男の娘・MTF・ニューハーフなど多様な性自認の女性たちと交流できるコンセプトカフェ&バーです。
“性別を超えた入口”を体現するコンセプト空間で、可愛らしい狐耳をつけたキャストとの会話やチェキタイムを楽しめる、ポップでエンタメ寄りの雰囲気を楽しめるお店になっています。



雰囲気良く楽しく過ごせるバーです! チャージは45分刻みです



接客も素晴らしく、リピートしています。気になった方は一度訪れてみてください。



気軽に入れるバーだが、料金が少し高めなので通いづらい。
MTFにおすすめのバー:BARBeroBero


「BAR BeroBero(ベロベロ)」は、千葉・西船橋、津田沼、下総中山に店舗を展開するミックスバー(オナベ&オカマバー)です。
FTM・MTF・ニューハーフ・おなべ・ゲイ・レズビアンなど、幅広いセクシュアリティの当事者や理解者が集まる多様性重視の空間となっており、アットホームな雰囲気が魅力。
バーカウンターとテーブル席があり、ゆったり会話を楽しめる構成。カウンター席ではキャストや他のお客さんとも自然に交流できます。



前に初めて一度行ったら、いろいろ話してくれるし…トークも面白かった!



個性豊かですが、接客丁寧です。話し上手で盛り上げ方最高!癒やし系のキャストに会えます。



素敵なオネエ様やオナメン君達と素敵な時間過ごせました♪
LGBT交流会やサークル
LGBT交流会やサークルとは、セクシュアルマイノリティ(LGBTQ+)の人たちが集まり、気軽に交流したり趣味を楽しんだりする場のことです。
参加者はMTFやFTM、ゲイ、レズビアン、バイ、ノンバイナリーなど幅広く、活動内容はさまざま。
恋人探しが主目的ではなく、まずは「仲間との出会い」や「安心できるコミュニティ」がベースにあるため「趣味」でつながるものが多いです。
- MTFとして「安心して自己開示できる友達がほしい」
- 恋人よりまずは“同性の仲間”と気楽につながりたい
- 趣味を通じて自然な出会いをしたい
性別やセクシュアリティについて説明しなくても理解してもらえる空間なので、無理せず関係を築けるのが嬉しい点ですね。「孤独を感じている」「誰かと話したい」といった気持ちで参加する人も多いです。
カジュアルな雰囲気の会も多く、交流が苦手な人でも安心して参加できるので「どんなサークルがあるんだろう?」くらいの気持ちで軽く探してみるのもおすすめ。
一方で、あくまで交流や友達づくりが主目的の場なので、出会いを急ぐ人には不向きです。
いろんな背景の人が集まる場なので、他の人へのリスペクトや多様性を受け入れる姿勢がないとトラブルのもとになるので注意しましょう。



焦らずじっくり信頼関係を築きたい人にはとても向いています。ただし、“出会い系の代わり”として使うのは期待外れに終わるかもしれません。
SHIP


SHIP(シップ)は、NPO法人が運営する LGBTQ+(セクシュアルマイノリティ)向けの交流スペースおよびイベントシリーズです。2002年に横浜でスタートし、その後NPO法人化。
「SHIPにじいろキャビン」というコミュニティ施設を拠点に、10代〜40代以上・性別別・当事者や支援者など属性を絞った少人数のイベントを開催しています。
「女性が好きな女性向け」のトーク会や、Xジェンダーやトランジショナー向けの座談会など、世代共通の話題や経験を分かち合える安心の場を提供してくれています。
プライドハウス


「プライドハウス」とは、大規模なスポーツ大会やプライドイベントに合わせて開かれる、LGBTQ+向けの多目的交流スペースです。
選手・観客・支援者が一堂に会し、安心できる空間でつながり、情報発信やアート、トーク、相談活動を行える場となっています。
LGBT関連のイベント
LGBTQイベントとは、MTFトランスジェンダーを含む多様なジェンダーやセクシュアリティを持つ人たちが、互いを尊重しながらつながることができる交流の場です。
たとえば、東京レインボープライドや大阪レインボーフェスタといった大規模なパレード系イベントから、少人数で開催されるトークイベント、ワークショップ、当事者限定の飲み会までさまざまな種類があります。
特に、カジュアルなスタイルの「セクマイ交流飲み会」や「ゆる繋がり系イベント」は、MTFの方が自分らしく会話できる雰囲気があり、出会いにつながるきっかけが生まれやすい傾向にあります。
- 同じ立場や価値観の人と自然に出会いたい人
- MTFやLGBTQ+に理解のある人と交流したい
- 恋愛だけでなく、友人や仲間も見つけたい人
真剣交際や結婚ではなく、「理解者として繋がれる人」や「ときどき会っておしゃべりしたり食事したりする人」など、ゆるやかな関係も多くなっています。
イベントによってはお互いに恋愛や性的な関係を前提とせず、まずは安心できる出会いを求めている人も多いため、「友達以上恋人未満」のようなスタンスから始まることもありますね。
Tokyo Pride


Tokyo Pride(旧:Tokyo Rainbow Pride)は、毎年6月に東京・代々木公園や渋谷・原宿エリアで開催される、日本最大級のLGBTQ+イベントです。
イベント広場には企業やNPOのブースが並び、ステージや飲食など、雰囲気を楽しみながら仲間や理解者との交流ができます。
LGBTQ+当事者や理解者が多く集うため、自己紹介や会話のきっかけが自然に生まれやすいですね。さらに企業やNPOのブース、休憩用のカフェエリアなどで「同じグループ感」が共有できるので、話すきっかけが作りやすいのも参加者が多いポイントです。
MTF募集の掲示板はリスクが高い
MTFトランスジェンダーの方が出会いを探すなかで、「掲示板」の利用を検討するケースもあるかもしれません。ただし、掲示板を使った出会いには慎重になる必要があります。
すべての掲示板が危険というわけではないものの、運営主体や投稿内容が不透明な掲示板では、詐欺や勧誘などのトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
特にMTFの人は、ジェンダーの情報が悪用されやすいというリスクもあるため、匿名性の高すぎる掲示板は避けるのが賢明です。
詐欺業者やマルチ商法が多く危険なためおすすめはしない
掲示板でMTFを名乗るユーザーに近づいてくる中には、実際は業者や詐欺グループ、マルチ商法の勧誘者が紛れているケースが非常に多いです。
「気軽に話したい」「理解者が欲しい」といった投稿の裏で
- 高額な副業商材の販売
- 出会い系サイトへの誘導
- 宗教やビジネスの勧誘
といった“本来の目的とは違う接触”が行われていることも少なくありません。


匿名性が高い掲示板の多くは、運営側の監視体制が緩く、悪質ユーザーをすぐに排除できないのが通常です。
通報してもアカウントがすぐに復活する、別名で再登録される…といういたちごっこになりやすく、利用者の安全が守られにくい構造になっています。
出会い系アプリの掲示板がおすすめ
掲示板で出会いを探したい場合は、出会い系アプリの掲示板を使うようにしましょう。
出会い系アプリの「掲示板機能」は比較的安全性が高く、MTFトランスジェンダーの出会いも期待できるからです。


多くの大手出会い系アプリ(例:PCMAX、ハッピーメールなど)では、24時間365日の有人パトロールや通報制度が整っており、不審な投稿や迷惑行為に対して素早い対応がなされます。
また募集ジャンルが明確で「セクマイ向け」もあることも大きいです。
たとえば、PCMAXの掲示板では「LGBT」「その他の目的」など目的別カテゴリが用意されており、MTFの方が自分に合ったジャンルに投稿したり、同じ関心を持つ相手を探しやすくなっています。
MTFトランスジェンダーの出会いにマッチングアプリや出会い系アプリがおすすめの理由
マッチングアプリや出会い系アプリは、MTFトランスジェンダーの方が自分らしさを隠さず、無理なく出会いを探せるプラットフォームです。
そう言える大きな理由は以下の2つ。
- MTFであることをカミングアウトした状態で出会える
- 恋人探しと友達づくりどちらも可能
オンラインならではの強みを活かして、手軽に始められるのはアプリだからこそのメリットですね。



恋人、相談相手、気の合う仲間——自分のペースで関係を築きたい人には特におすすめです。
MTFであることをカミングアウトした状態で出会える
マッチングアプリや出会い系アプリでは、プロフィールに性別や性的指向を詳細に記載できる機能があるため、自分がMTFであることを最初からオープンにしたうえで出会いをスタートできます。
リアルな場だと、相手にいつ・どうやって打ち明けるか悩むもの。でもアプリなら、最初からわかってくれてる人としかマッチしないから、変に気を遣わなくて済むんです。



MTFであることをオープンにして無理なく出会いを楽しみたい人には、本当におすすめなんです。
恋人探しと友達づくりどちらも可能
アプリは恋人が欲しい人も、同じセクの仲間と繋がりたい人も、どっちでもOKな場になっています。
「出会いは欲しいけど、いきなり恋人っていうのはハードル高い…」って人は結構多いですよね。アプリだと自分の目的・ペースで動けるから無理する必要がないのもメリット。
実際、最初は「相談乗ってくれる人がいたらいいな」って軽い気持ちで始めて、そこから恋愛に発展する人もいますし。“ガチ恋だけが正解じゃない”って自由さがあるのも、アプリならではです。



アダルトな出会いから、健全な出会いまで幅が広いです。
MTFトランスジェンダーの出会いを増やすためのポイント
- オンラインとオフラインで抵抗がない方を選ぶ
- 複数のアプリを併用する
- MTFであることをプロフィールに明記する
- 簡単に個人情報に繋がる話をしない
オンラインとオフラインで抵抗がない方を選ぶ
オンラインの方法とオフラインの方法をまとめると以下のとおりです。
- マッチングアプリや出会い系アプリ
- X(旧Twitter)などのSNS
出会いがほしいからといって、無理して苦手な方法に挑戦する必要って実はまったくないんです。
「人見知りで初対面がキツい…」って人なら、まずはオンラインでのやり取りに慣れるのが◎。逆に「やっぱ顔を見て話したい」ってタイプなら、LGBTQイベントとかバーでの交流も全然アリなんです。
結局、自分が自然にいられる出会い方じゃないと長続きしません。
複数のアプリを併用する
「このアプリだけでいいや」って決めちゃうと、出会える層が限られちゃいます。
実際、アプリによって年齢層や雰囲気、ユーザーの目的は違うもの。たとえばTinderは気軽な出会いが多いし、PCMAXは掲示板系で探しやすかったり。
複数のアプリを使い分けることで、自分に合う人に出会える確率もグンと上がります。
MTFであることをプロフィールに明記する
「後で打ち明けるつもりだったけど、タイミングを逃した…」っていう残念なケースはほんと多いですよね。でも、最初から自分がMTFであることを自己紹介でオープンにしておくと、変なトラブルを避けやすくなります。
以下はMTFであることを明記している人のプロフィール例です。


プロフィールに明記しておけば、理解ある人とだけやりとりできるからやりとりもスムーズになるし、安心感もぜんぜん違います。
簡単に個人情報に繋がる話をしない
親しくなると、ついLINEとか住所の近くの話しちゃいがちなんですよね…。でも、出会い系には業者や悪質な人もゼロじゃないので、「すぐに連絡先交換しよう」って言ってくる人はちょっと注意。
信頼できるか見極めるまでは、個人情報っぽい話は出さないのが基本。安心して交流を続けるためには大事なことです。
MTFトランスジェンダーの出会いはマッチングアプリがおすすめ
MTFトランスジェンダーの出会いには、アプリやSNS、オフラインのイベントなど多彩な選択肢があります。
それぞれに特徴や向き不向きがあるので、「どこなら自分が自然体でいられるか」を基準に選ぶことが大切。
とはいえ、安心して出会いを楽しむためには、カミングアウトのしやすさや安全性の高さが確保された場所が理想的。
その点でいえば、マッチングアプリはMTFであることをオープンにした上で、自分のペースで出会いを進めやすい手段といえます。